2011年12月29日

寝正月(ねしょうがつ)、物見遊山(ものみゆさん)、部類(ぶるい)、メッカ、爽快感(そうかいかん)、勉強不足(べんきょうぶそく)、往生(おうじょう)する、ごっそり、

(友人甲)お正月は、どうするの?
(友人乙)寝正月。
     君は?
(友人甲)台湾に行くんだよ。
(友人乙)何しに?
     物見遊山?
(友人甲)まあ、その部類だけど・・・。
     実は、パラグライダーをやり
     に行くんだよ。
(友人乙)どちらに?
(友人甲)台湾南部の屏東ってとこ。
     そこは、パラグライダーの
     メッカなんだよ。
(友人乙)パラグライダーって、危険が
     伴うよね?
     よく、事故が起きてるよね。
(友人甲)そう。
     確かに、危険が伴う分、爽快感
     も大きいんだよ。
     屏東では、40キロも飛べるん
     だぜ。
(友人乙)「ツエッペリン伯爵」の気分が味
     わえるね。
(友人甲)誰、それ?
(友人乙)知らないの。
     飛行船を飛ばした人。
(友人甲)勉強不足で、ゴメン。
(友人乙)ところで、どうやって、
     目的地まで行くの?
(友人甲)もちろん、パラグライダーさ。
(友人乙)エッー??!!!
(友人甲)嘘だよ。
     まず、台北に飛び、それから
     新幹線に乗るんだ。
     荷物が多いんで、新幹線に乗る
     時、往生するんだよ。
     だから、今、一生懸命、中国語
     を習っているんだ。
     “我有很多心裡,‧‧‧行李,
所以能不能給我放行李方便
‧‧‧‧?”
(友人乙)いいなあ。
     “陽春麵”が食べれるよな。
(友人甲)何、それ?
(友人乙)食は台湾にあり、だぜ。
     料理の名前も覚えた方がいいよ。
(友人甲)インスタントラーメンをごっそり
     持って行くんだよ。
(友人乙)アホか!
     それじゃあ、高級レストランに
     おにぎりを持って行くようなもの
     だぜ。
 
     
     

2011年12月26日

仕事(しごと)の手(て)を抜(ぬ)く、皮肉(ひにく)、圧巻(あっかん)、赤壁(せきへき)の戦(たたか)い、荊州(けいしゅう)争奪(そうだつ)、諸葛孔明(しょかつこうめい)、赤子(あかご)の手(て)をひねる、人情家(にんじょうか)、腹黒(はらぐろ)い

(上司)君、時間があったら、「三国志」を
    見てみるといいよ。    
(部下)DVDですか?
(上司)そうだよ。
(部下)上司が、仕事の手を抜いても構わない
    って言っていただけるなら、多少の
    時間ができるのですが、そうでなけれ
    ば・・・。
(上司)思いっきりの皮肉だね。
(部下)いえ、いえ、これでも、かなり押さえ
    ています。
(上司)忙しかったら、全巻見なくていいよ。
(部下)圧巻さえ見ればいいんですよね?
(上司)そうだよ。
(部下)で、どこが圧巻なんですか?
(上司)そうだな、ここだな。
(部下)やはり、赤壁の戦いでしょうか?
(上司)違うな。
    断然、「荊州争奪」だよ。
(部下)「諸葛孔明」、出て来ますか?
(上司)あたぼーだよ。
(部下)?
(上司)中国には、すごい人がいるね。
    日本の歴史には、こんなにすごい
    人はいないね。
(部下)そうでしょうか?
    
    平清盛、織田信長、徳川家康、・・・。
(上司)彼にとっては、赤子の手をひねるよう
    なものさ。
(部下)そんなに、すごいのですか?
    さぞかし、人の心が読める人情家だっ
    たんでしょうね、うちの上司のように?
(上司)とんでもハップン!
    この上なく、ずるく、腹黒かったんだよ。
    日本は、まだこれほどの人物を生み出し
    てはいないね。
 

2011年12月18日

体調(たいちょう)がすぐれない、病(やまい)に伏(ふ)せる、学(がく)がある、前者(ぜんしゃ)、別物(べつもの)、極上品(ごくじょうひん)、病身(びょうしん)、根底(こんてい)から覆(くつがえ)す、拙著(せっちょ)、お墨(すみ)付(つ)き、参(まい)った

(寿司屋)お久しぶりですね。
(客  )そうなんです、体調がすぐれなかっ
     たものですから・・・。
(寿司屋)それは、それは。
     私も時々病に伏せるんですが、病気
     にかかると、決まって二人の人を思
     い浮かべますね。
(客  )野口英世ですか?
     パスツールですか?
(寿司屋)いえいえ、物理学者ホーキンスと
     哲学者ニーチェです。
(客  )おやじさん、学がありますね。
     さすがは、神学部卒ですね。
(寿司屋)違いますよ。
     仏教学部ですよ。
(客  )で、なぜ、この二人なんですか?
(寿司屋)まず、前者は、頭脳の健康と身体
     の健康は別物だということが分か
     るということです。
(客  )なるほど。
     で、ニーナは?
     じゃない、ニーチェは?
(寿司屋)まあ、こちらは、若干複雑です。
     その前に、これ、極上品です、食べて
     見てくださいよ。
     今朝、稚内から届いたばかりです。
(客  )それで、哲学者の件ですが・・・?
(寿司屋)ニーチェは、自分はムチャクチャの病身
     であったために、病気ということ、
     すなわち、健康ということについて、
     思索を重ね、ついに、独自の見解を得た
     んですよ。
     それが、数千年のヨーロッパの思想体系
     を根底から覆すことになったんですよ。
(客  )どういうことですか?
(寿司屋)なんと、ニーチェは、自分が最も健康な
     人間だということに気が付いたんですよ
     ね。
(客  )??????
(寿司屋)まあ、その前に、このイクラ、召し上が
     ってみてくださいよ。
     どこにもあるってものじゃないですよ。
(客  )おやじさんの話に引き込まれて、
     ついつい、いくらでも食べてしまいます
     ね。
     で、話の続きですが・・・?
(寿司屋)話せば長くなりますので、続きは、拙著
     を読んでみていただけませんか?
     本屋では売っていませんよ。
(客  )いくらですか?
(寿司屋)イクラ、お代わりですね?
(客  )ややこしいな。
     イクラは、いくらですか?
     本は、いくらですか?
(寿司屋)イクラは、1万円。
     本は、3万円です。
(客  )エッ、そんなに・・・。
(寿司屋)イクラは、農水省のお墨付き。
     本は、竹田青嗣先生のお墨付き。
(客  )参ったな。
     今夜は、締めて、8万円か。
     おやじさん、胃薬、頂戴よ!!!
 
     
     

2011年12月14日

一任(いちにん)する、ほうかむりする、知(し)らぬ存(ぞん)ぜぬ、一蓮托生(いちれんたくしょう)、飛(と)ばし、口(くち)が裂(さ)けても、専門用語(せんもんようご)、

(社長)では、この件は、君に一任したよ。
    私は、ほうかむりしているからな。    
(専務)社長、そうおっしゃられても、
    今、「この件」とおっしゃれました
    よね。
    それで、「知らず存ぜぬ」で、
    押し通せますでしょうか?
(社長)問題ないよ。
    君さえ黙っていてくれれば。
(専務)もちろん、一蓮托生の身ですから、
    地獄に落ちても、口が裂けても、
    「この件」が「飛ばし」の件だった
    なんて言いませんよ。
(社長)君、何か勘違いしていないか?
    私が言ったのは、「たこ揚げ」の件
    だよ。
(専務)エッ、今は、そういう専門用語に
    変わったんですか?
(社長)何を言ってるのかね?
    「たこを飛ばすのに、どのくらい金が
     かかるかを試算する」という件を
    話し合っただけだろう?
(専務)社長、ご心配なく。
    録音などしていませんから。
(社長)君、「君のおしるこは甘いよ。
    富士山登頂ってこともあるだろう」
(専務)「甘い」?「とうちょう」?
    ヤバい!!!
    
        

2011年12月7日

世(よ)に名(な)が知(し)られる、よしんば、枚挙(まいきょ)にいとまがない、浅学菲才(せんがくひさい)、わたくしめ、釈尊(しゃくそん)、よくぞ言ってくれた、身内(みうち)、乳繰り合う

(弟子)先生は、世に名が知られなくても
    構わないとおっしゃられますが、
    本当に、そうでしょうか?
(先生)そうだよ。
    「この人を見よ!」、ニーチェ
    大先生を見習うべきだ。
(弟子)でも、ニーチェ先生も、本当は、
    世に知られたいと思っていたので
    はないでしょうか?
(先生)その通り。
    私も同じだよ。
    だが、よしんば、結果として、世に
    埋もれたとしても、天を恨まないと
    いうことさ。
    そういう例は、枚挙にいとまがない
    よ。
    そうだ、試験だ。
    例を挙げて見たまえ。
(弟子)えーと、えーと。
(先生)そんな人物は、知らんな。
(弟子)すみません、浅学菲才のわたくしめには、
    無理です。
(先生)釈尊、孔子、・・・、宮沢賢治。
(弟子)なるほど。
    でも、一人欠けていません?
(先生)誰かな?
(弟子)わが師です。
(先生)よくぞ言ってくれた、と言いた
    いところだが、身内で乳繰り合
    っていたって仕方ないぞ。
    時間があったら、外で、ティッシュ
    でも配って来なさい。
    
    
    

2011年11月29日

気(き)がある、お慕(した)いする、名誉(めいよ)にかかわる、小耳(こみみ)にはさむ、よろしくやる、天地神明(てんちしんめい)にかけて、道理(どおり)で、バッチシ、

(同僚A)ねえ、知ってる?
     部長があなたの家に盗聴器を
     仕掛けたって?
(同僚B)エッ、まさか!!!
     じゃあ、私に気があるのかしら?
(同僚A)そういう問題?
     警察に訴えた方がいいんじゃないの?
(同僚B)でも、私がお慕いする部長だから・・・。
     
     ところで、あなた、なんでそんなこと
     を知っているの?
     おかしいわね。
     部長の名誉にかかわる秘密よ。
(同僚A)えーと、それは・・・。
     (ヤバい!)
     実は、寝言を小耳にはさんだだけよ。
(同僚B)どこで?
     まさか、二人で、よろしくやってるんじゃ
     ないでしょうね?
(同僚A)違うわよ!
     天地神明にかけて。
     部長は、私には、興味ないの。
     クスン。
     だから、私、部長のご自宅・・・。
(同僚B)あなた、まさか、盗聴器を・・・?
(同僚A)そうなの。
(同僚B)道理で。
     寝言まで聞こえるの?
(同僚A)バッチシよ。
(同僚B)そうなの。
     よし、じゃあ、私も、彼の部屋に
     仕掛けちゃおうっと。
(同僚A)彼って?
(同僚B)もちろん、部長よ。
(同僚A)私達、一体、どういう関係なの?
 

2011年11月19日

那覇(なは)、漫湖(まんこ)、恥じらう(はじらう)、逃亡記(とうぼうき)、カマトト、孔子(こうし)、生まれ変わり(うまれかわり)、卑猥(ひわい)、ご法度(はっと)、菩薩(ぼさつ)、

(上司)昨日那覇から帰って来たばかり
    なんだ。
(部下)那覇は、どうでした?
(上司)よかったよ。
    漫湖は、想像していたよりも
    きれいだったね。
(部下)そうでしたか?
    お仕事じゃなかったんですか?
    観光だったのですか?
(上司)半分半分さ。
    ところで、君、この地名を聞いても
    全然恥じらわないんだね?
(部下)エッ、どうかしました?
    どういう意味ですか?
(上司)君、どこの出身?
(部下)大分県です。
(上司)なるほど。
    僕は、市橋の逃亡記にこの地名が
    出て来て、笑っちゃったんだよ。
(部下)?????
    どういう意味ですか?
(上司)カマトトじゃないよね、君?
(部下)カマトトって、何ですか?
(上司)君、何年生まれ?
(部下)1993年です。
(上司)なるほど、若いな。
 
    彼氏は、どこの人?
(部下)埼玉県です。
(上司)だったら、彼に聞きなさい。
(部下)ダメです。
    あの人は、孔子の生まれ変わりの
    様な人ですから。
    卑猥な話は、ご法度なんです。
(上司)なんだ、君こそ、カマトト菩薩の
    生まれ変わりじゃないか。
(部下)いえ、私、いやらしい中年オヤジ
    をからかうのが好きなだけなんです。
(上司)よくもまあ・・・・!

2011年11月9日

バンザイ、飛(と)ばし、世界十傑(せかいじゅっけつ)、万(まん)が一(いち)、死なば諸共(もろとも)、地獄(じごく)の沙汰(さた)も金次第(かねしだい)、算段(さんだん)、有終(ゆうしゅう)の美(び)、あきらめムード、やり直(なお)し、謝罪会見(しゃざいかいけん)

(社長)君、もうバンザイだな。
(専務)社長、何を弱気な。
    ばれっこないですよ。
    うちには、「飛ばし」の
    プロがついてますから。
(社長)ハンマー投げの室伏さん
    のようなレベルかい?
(専務)そこまでは、行きませんが、
    世界十傑には入るレベルです。
(社長)もし、万が一、ばれた場合、
    君も、私と「死なば諸共」だぞ。
(専務)分かってます。
    社長、地獄までお付き合いしますよ。
    「地獄の沙汰も金次第」って言います
    から、たんまり、金を持って行きますよ。
(社長)じゃあ、その金をキープする算段につい
    て顧問と相談しようや。
(専務)そうですね。
    「有終の美」を飾りましょうや。
(社長)なんだ、君も、もうあきらめムードじゃ
    ないか。
(専務)へへへ、実はそうなんです。
    社長、命がなくなったって訳じゃない
    ですから、まだまだやり直しが出来ます
    よ、きっと。
(社長)そうか、まだまだ、90代だからな。
    じゃあー、やろう、「謝罪会見」を。

2011年11月3日

出来ちゃう(できちゃう)、乙(おつ)なもの、悲喜劇(ひきげき)、人様(ひとさま)、醜聞(しゅうぶん)、・・・ときたら、平気(へいき)の平左(へいざ)、そういえば、尻尾(しっぽ)をつかめない、ストレートに、鉄面皮(てつめんぴ)、正体不明(しょうたいふめい)

(同僚A)家政婦なんだけどさあ。
(同僚B)何だよ、いきなり。
     家政婦と出来ちゃったとでも言うの?
(同僚A)それも、乙なものかも知れないな。
     だけど、そうじゃないんだよ。
     家政婦ってのは、雇った家族と極めて
     近い距離に身を置きながら、その家族
     の悲喜劇を見て見ぬふりできるかどうか
     って問題さ。
(同僚B)確かに、どこの家族にも人様には言えな
     いような醜聞があるっていうからな。
     人間であれば、家政婦だって、同情した
     り、憤慨したり、殺したくなったりする
     だろうな。
(同僚A)そうだろう。
     ところが、うちの家政婦ときたら、何が
     起きても、何を見ても、平気の平左なん
     だよ。
(同僚B)彼女、ロボットなんじゃないの?
(同僚A)そうだな、もしかしたら、そうかも知れ
     ないな。
     そういえば、彼女がトイレに入ったの見
     たことないな。
(同僚B)確かめよう、ないの?
(同僚A)ないな。
     なかなか、尻尾をつかめないな。
(同僚A)ストレートに、聞いてみたら?
(同僚B)ダメだよ。
     「それには、お答えできません」
     って言われるだけさ。
     「ミタ」は、全く、鉄面皮さ。
(同僚A)彼女、「ミタ」っていうの?
     だったら、正体不明は、当り前さ。
(同僚B)どうして????!!
(同僚A)だって、「家政婦の『ミタ』」の
     脚本、俺が書いているんだけど、
     まだ、未完成なんだよ。
     そうか、いっそ、ロボットにしちゃ
     おうかな。
     

2011年10月26日

支持率(しじりつ)、一安心(ひとあんしん)、枕を高くして眠る、総スカンを喰う(くう)、ひざ枕、女権運動団体、効く(きく)、ずらかる

(首相  )最近、支持率が少し持ち直した
      ようで、一安心です。
(官房長官)ですが、たったの1%上がった
      だけですよ。
      まだまだ枕を高くして眠れる状況
      からは程遠いですね。
(首相  )いや、その枕だけど、あまり高く
      すると却って眠れないものだよ。
      
(官房長官)おっしゃる通りです。
      枕を高くしたら、首がこってしま
      ったので、いっそのこと、枕を
      使わないことにしました。
(首相  )君、そういうことをテレビなんか
      で発言すると、枕業界から、総スカン
      を喰うよ。
      気を付けた方がいいよ。
(官房長官)枕業界なんて、ありますかね?
(首相  )あるよ。
      そば枕、羽毛枕、・・・「ひざ枕」業界
      なんてのがあるだろう。
(官房長官)首相、「ひざ枕」こそ、問題発言ですよ。
      それこそ、女権運動団体から抗議が
      来ますよ。
(首相  )ところが、ところが、違うんだな。
      このところの支持率アップの原因は、
      テレビ番組での「ひざ枕」発言に
      あったんだ。
      「妻のひざまくら」が世界一って
      発言したのが、効いたんだ。
(官房長官)首相、では、二番目は?
(首相  )美紀ちゃん。
      三番目は、弘美ちゃん。
      四番目は、・・・・。
(官房長官)(あーあ、これじゃ、支持率回復
       どころか・・・。
       早いとこずらかろうっと。)
      
      

2011年10月21日

仕事が手につかない、ご名答(めいとう)、音沙汰(おとさた)なし、窺(うかが)い知れない、ご法度(はっと)、義理立て(ぎりだて)、思うつぼ、落ち、出家(しゅっけ)、家出(いえで)、強(し)いて言えば

(同僚A)最近仕事が手につかないんだ。
(同僚B)どうしたの?
     奥さんに逃げられでもしたの?
(同僚A)ご名答!
     実家に帰ったまま、もう、1ヶ月、
     音沙汰なしなんだ。
     もう、寂しくて、寂しくて。
(同僚B)助けてやりたいけど、どうしようも
     ないな。
     夫婦の事となると、他人には窺い
     知れない領域だからな。
(同僚A)せめて、孤独に耐える方法でも、
     教えてもらえればなあ。
(同僚B)それなら、あるよ。
(同僚A)浮気はダメだよ。
     御法度だから。
(同僚B)自分勝手な嫁さんに対して、
     そこまで義理立てすることは
     ないだろうが。
(同僚A)ダメだよ。
     相手の思うつぼだよ。
     離婚慰謝料をガッポリ請求される
     のが落ちさ。
(同僚B)だったら、「お釈迦様の伝記」を
     読むといいよ。
(同僚A)どうして?
(同僚B)「出家」したからさ。
(同僚A)「出家」じゃないよ、「家出」だよ。
(同僚B)同じだろう。
     何が違う?
(同僚A)「食生活」が違うかな、強いて言えば。
(同僚B)????
      
     
     

2011年10月19日

即問即答(そくもんそくとう)、ジリ貧(じりひん)、力量不足(りきりょうぶそく)、疫病神(やくびょうがみ)、一味(いちみ)、貴様(きさま)、一問一答(いちもんいっとう)、尻拭い(しりぬぐい)、飼い犬(かいいぬ)に手を嚙(か)まれる、糞(くそ)でもして寝(ね)ろ、致命傷(ちめいしょう)

(社長)今日は、即問即答方式で行こう。
    じゃあ、エネルギーから行こう。
    向こう十年の見通しは?
(専務)ジリ貧です。
(社長)原因は?
(専務)複数あります。
(社長)最大の原因は?
(専務)力量不足です。
(社長)その原因は?
(専務)複数あります。
(社長)最大の原因は?
(専務)人です。
(社長)人が足りないのかね?
(専務)違います。
(社長)では、何が問題かね?
(専務)疫病神です。
(社長)どこにいるのかね?
(専務)社長の目の前にいます。
(社長)君かね?
(専務)一味の一人です。
(社長)他にも?
(専務)もう一人います。
(社長)誰かね?
(専務)私の向かいにいます。
(社長)貴様!!!!
    よくもぬけぬけと!!!!
(専務)ルール違反です!
(社長)何が?
(専務)一問一答のはずです。
(社長)おのれ、今まで俺がどれだけお前の
    ミスの尻拭いをしてやったことか。
    飼い犬に手を嚙まれるとはこのこと
    だ。
    お前の顔なぞ、見たくもないわ。
    とっとと家に帰って、糞でもして寝
    ろ!!!
(専務)ルールがないのも、この会社の致命傷
    です。

2011年10月15日

藪から棒(やぶからぼう)、後学(こうがく)のために、子の務め(このつとめ)、結構(けっこう)です、承諾(しょうだく)、お式(おしき)、日取り(ひどり)

(娘 )お母さん、お墓にも持って行くような
    秘密ってある?
(母親)なあに、急に、藪から棒に。
    そりゃー、一つや二つは・・・。
(娘 )ねえ、後学のために、聞かせてくれない?
(母親)いやよ。
    でも、結婚しても、私の面倒をずっと
    見続けてくれるんだったら、教えても
    いいかな?
(娘 )もちろん、面倒見るわよ。
    子の務めよ。
    そんなことを条件にしないで。
(母親)だったら、一つだけ教えてあげる。
(娘 )何?
(母親)お父さんにプロポーズされた時、
    「ハイ、結構です」って答えたのよ。
(娘 )それが、秘密?
(母親)お父さんおの言葉が、「ジャガイモ?」
    って聞こえたの。
    それで、「ハイ、結構です」って答え
    たんだけど。
    それが、承諾の意味に取られちゃった
    のよ。
    こっちは、「要りません」と言ったはず
    なのに。
(娘 )?????
(母親)お父さん、当時私が一生懸命習っていた
    中国語で言ったつもりだったらしいの。
(娘 )「ジャガイモ?」
    「はい、結構です。」
(母親)「ジャガイモ、要りますか?」
    「いいえ、要りません」
     が、
    「結婚してくれますか?」
    「はい、承知しました。」
     になっちゃったみたい。
(娘 )ええッ!!!
    そういえば、この間、
    中国人の彼が、
    「じゃー、ゲーム?」
    って聞いてきたので、
    「はい、結構よ!」って
     答えちゃった。
(母親)そりゃー、大変だわ。
    お式の日取りを決めなくっちゃ。
     
     

2011年10月8日

手持ち(てもち)、住宅バブル(じゅうたくばぶる)、縄張り争い(なわばりあらそい)、習性(しゅうせい)、養殖場(ようしょくじょう)、企業秘密(きぎょうひみつ)、F/S(エフエス)、机上の空論(きじょうのくうろん)

(投資家)   手持ち投資資金、1兆円を、
        どこに投資したらよいと思わ
        れます?
        ブラジルですかね?
(アドバイザー)いえ、いえ、中国ですね。
(投資家)   住宅バブルが懸念されていま
        すよね。
(アドバイザー)「コオロギ相撲」ですよ。
(投資家)   まさか?
(アドバイザー)コオロギには、オスが縄張り
        争いをする習性があるんです。
        それを利用して、闘わせるん
        です。
(投資家)   一匹、いくら位しますか?
(アドバイザー)高いのは、100万円位です。
        全国チャンピオンともなれば、
        その10倍の値がついても、
        全く不思議じゃないですね。
(投資家)   で、どこに投資するんですか?
(アドバイザー)養殖場ですよ。
(投資家)   どこの?
(アドバイザー)それは、秘密です。
(投資家)   なぜ?
(アドバイザー)わが社の企業秘密ですから。
        とりあえず、一人100万円
        いただければ、F/Sをお見
        せしますが・・・。
(投資家)   なあんだ、まだ、その段階です
        か。
        机上の空論じゃあ、ありません?
(アドバイザー)全てのビジネスは、机上の空論
        から生まれるんですよ。
        
        
        
        

2011年10月4日

遅ればせながら(おくればせながら)、堪能する(たんのうする)、ご遠慮ください(ごえんりょください)、ひやかし、粋な(いきな)

(大学教授)遅ればせながら、「誠意がある者
      限定!」をDVDで見たのだけれど、
      筋は単純だが、海南島と北海道が
      背景となっていて、景色が堪能でき
      たな。
(学生  )「誠意がある者・・・」?
      何ですか、それ?
(大学教授)“非诚勿扰”だよ。
(学生  )ああ、「狙った恋の落とし方」
      ですね。
(大学教授)映画のタイトルってのは、本当に
      いい加減というか、誰かの趣味で
      付けてるよな。
      このタイトル、原題通りに忠実に
      訳すと、こうなるはずだが。
      「誠意のない人、お断り!」
      「誠意のない人は、ご遠慮ください!」
      「誠意のない人のひやかし、お断り!」
      「誠意のない人は、メールしないでください!」
      「誠意のある人のみ、ご返事ください!」
       ・・・・・・・・・・・・・・・
(学生  )わたしだったら、この映画のタイトル、
      こういう風に付けますね。
      「大人の粋な恋」
      「四姉妹と一組の恋人」
      「果てしなき懺悔」
(大学教授)????????
      

2011年9月27日

片っ端から(かたっぱしから)、売れ残り(うれのこり)、死語(しご)、筋書き(すじがき)、若干(じゃっかん)、荒唐無稽(こうとうむけい)

(元同僚A)最近、台湾のドラマをDVDで
      見るんだけど、なかなか面白いね。
(元同僚B)どういうタイトル?
(元同僚A)「イルカ湾・・・」「ホスピタル」
      「サイレンス」
      「ブラックアンドホワイト」・・・。
      片っ端からから見ているよ。
      「君には絶対恋していない」
      “下一站,幸福”などというのも
      あったかな。
      日本語のタイトルと原タイトル
      が違うので、何が何だか分から
      なくなってしまっているけどね。
(元同僚B)確かに。
(元同僚A)あの、「売れ残りの美人」の話は、
      何だったっけな?
(元同僚B)「売れ残り」は、死語だぜ。
      女性の団体から、抗議が来るぜ。
(元同僚A)そうだな、気を付けよう。
      それにしても、どのドラマも、
      筋書きが若干荒唐無稽だけど、
      込み入っていて面白いな。
      それに俳優さんの演技も、皆、
      うまいね。
      
      
  

2011年9月12日

ファジー、案外(あんがい)

(弟)映画のタイトルだけど、
  「親愛なる君へ」が正しいよ。
(兄)あ、ごめん、ごめん。
(弟)彼女、自分が、肉食系か、
   草食系かが、やっと分かるっ
   て、心待ちにしているよ。
(兄)そうか、この点の判定は、
   ファジーだからな、映画
   が案外役立つかもな。
 
   
   

辛口(からくち)の、営々(えいえい)と、木石(ぼくせき)、三行半(みくだりはん)、ベジタリアン、根拠(こんきょ)、肉食系(にくしょくけい)、草食系(そうしょくけい)

(兄)「親愛なる君に」っていう映画、
   なかなかいいらしいよ。
(弟)辛口の兄さんが言うんだから、
   いいんだろうね、きっと。
(兄)彼女を誘ったら、どうかね?
(弟)もし、外れたら、営々と築いた
   いい関係にヒビがはいってしまう
   よ。
   兄さんが、先に、見に行って来て
   よ。
(兄)大丈夫、俺が、保証するよ。
   絶対失望させないよ。
   この映画を見て、木石のように、
   感動しないような女には、三行半
   を書くべきだ。
(弟)兄貴、試写会でも見に行ったの?
   随分と自信たっぷりだけど。
(兄)まだ、見てないけど、監督が、
   超ベジタリアンなんだよ。
(弟)根拠は、それだけ?
(兄)そうだよ。
   我々肉食系は、絶対に、草食系
   のものには感動するんだよ。
(弟)そうか、じゃあ、ビーフステーキ
   を食べてから、見に行こう。
   

2011年9月7日

ひょろひょろ、でっぷり、テカテカ、男前(おとこまえ)、ひょっとこ、贔屓目(ひいきめ)、醜男(ぶおとこ)、小股(こまた)の切れ上がった、

(守衛) あの人、誰?
     知ってる?
(掃除婦)あのひょろひょろした人?
(守衛) 違う違う、あのでっぷりした人。
     頭が、テカテカした・・・。
(掃除婦)男前の?
(守衛) そうかなあ?
     ひょっとこ見たいに見えるけどね。
     
(掃除婦)あら、そんなこと言ったら、奥さん
     に失礼でしょう。
(守衛) まあ、どう贔屓目に見ても、醜男の
     部類だな。
     ああいう奴に限って、奥さんが、
     小股の切れ上がった美人だったり
     してね。
(掃除婦)そうよ。
     絶対に、そうよ。
(守衛) 随分、自信たっぷりに、ものを
     言うね、今日は。
(掃除婦)そうよ、だって、あれは、私の
     亭主だもの。
(守衛) アイヤー!!!!    
     
     

釈迦牟尼(しゃかむに)、釈尊(しゃくそん)、お釈迦様(おしゃかさま)、般若心経(はんにゃしんぎょう)、お呪(まじな)い、三蔵法師(さんぞうほうし)、サンスクリット、おとといおいで、読書百遍意自ずから通ず、悟(さと)りを開く、かったるい、お開き

(学生)古典を読めと言われて読んでみた
    のですが、つまらないですね。
(教授)誰の書いた本かね?
(学生)はい、釈迦牟尼です。
(教授)ああ、釈尊か。
(学生)いえ、お釈迦様です。
(教授)??
    で、何ていう本?
    お釈迦様ご自身は、執筆はされていな
    いはずだが・・・。
(学生)般若心経です。
(教授)面白くなくても、ためになるだろう?
(学生)なります、なります。
    声が前より通るようになりました。
(教授)どういうこと?
(学生)カンジザイボサツギョウシンハンニャ
    ・・・・・、って読んでいると、何だか、
    声の調子も良くなって来るんです。
(教授)で、意味は、分かるの?
(学生)エッ、意味があるんですか?
    お呪いでしょう、これって。
(教授)そんなことを言ったら、三蔵法師
    が泣くぞ。
(学生)意味まで知ろうとしたら、サンスクリット
    を勉強しないとダメですよね?
(教授)そこまでやらなくてもいいよ。
(学生)だって、カンジザイボサツ・・・、は
    サンスクリットでしょう?
(教授)アイヤー、君、おとといおいで!
(学生)おととい?
    どうやって?
(教授)疲れるな、君と話していると。
(学生)先生、意味を知るには、どうしたら、
    よろしいのでしょうか?
(教授)読書百遍意自ずから通ず、だよ。
    毎日声を出して読むことだ。
(学生)疲れますね。
    ですから、毎日、声を出して読んで
    いると申し上げているじゃないです
    か。
(教授)要は、悟ればいいんだよ。
    悟りを開けばいいんだよ。
(学生)どうやってですか?
(教授)私の講義に真面目に出てさえいれば、
    いいんだよ。
(学生)でも、それって、古典を読む以上に
    かったるいですよ。
(教授)コラ!!!
    今日の講義は、これにてお開き。
    
    

2011年9月2日

ペラペラ、たどたどしい、以心伝心、悟(さと)り、鵜呑(うの)み、化(ば)けの皮が剥(は)がれる、夢にも思わない

(友人A)君は、イタリア語がペラペラなんだって
     ね。
     うらやましいな。
(友人B)そうだよ。
     「スパゲッティ-」「パスタ」「ピザ」
      ・・・・・。
     10単語は、行けるよ。
(友人A)なあんだ、それじゃ、たどたどしい、
     っていうレベルじゃないか。
(友人B)いや、日本じゃ、こういうのを、
     ペラペラって言うんだよ。
     10単語以上の外国語を話せれば、
     ぺラペラってことになるんだよ。
(友人A)やはり、以心伝心の国だからかな?
(友人B)そうさ。
     悟りと同じさ。
     他人が悟ったかどうか、分からない
     のに、悟ったと言われれば、鵜呑み
     にすることが多いだろう。
(友人A)しかし、イタリア人がいれば、即座に
     化けの皮が剥がれるよな。
(友人B)それが、そうでもないんだよ。
(友人A)どうして?
(友人B)だって、イタリア人は、僕がイタリア
     語を話したと夢にも思わないんだから。

2011年9月1日

早とちり、婚期を逸(いっ)する、偕老同穴(かいろうどうけつ)、根気、調子が乗らない、所存(しょぞん)です

(営業部長)さあ、部会を始めようか。
      沢課長、「今期」の計画について、
      発表してください。
(営業課長)はい。
      「今季」は、何とか、予選を突破し、
      オリンピック・・・。
(営業部長)ちょっと、待った!
      「コンキ」だよ、間違えないで。
(営業課長)早とちりでした。
      すみません。
      エー、「婚期」を逸しないために、
      合コンに積極的に参加し、自分を
      幸せにしてくれる男性を見つけ、
      その人と偕老同穴・・・・。
(営業部長)ちょっと、ちょっと!
      
      君、私の「根気」も限界だよ。
(営業課長)佐々木部長、申し訳けございません。
      木曜日は、もう一つ、調子が乗らない
      んですよ。
      「エー、今期の我が課の計画は、
       今季の勝利をつかみ取り、婚期を
       逃さず人生を軌道に乗せるために、
       大儲けする所存です。」
(営業部長)パチ、パチ!
      
      
      

2011年8月26日

総会屋(そうかいや)、取沙汰(とりざた)されている、証拠隠滅(しょうこいんめつ)、根も葉もない

島田:前原さん、うちのことがいろいろと噂に
   なっているでしょう?
前原:えッ、どんなことですか?
島田:そんなに気を使っていただかなくても
   いいですよ。
   総会屋との癒着(ゆちゃく)が取沙汰
   されているでしょう。
前原:はい、正直申し上げて、私の耳にも
   届いております。
   ですが、噂っていうのは、いい加減な
   ものが多いですから・・・。
島田:いいえ、今回は、報道の通りです。
   ですから、弊社の社長も辞任するつもり
   でいます。
前原:そうですか、ご決断されたのですか?
   やはり、メールを打たれていたのですか?
   やはり、証拠隠滅を画策(かくさく)され
   たのですか?
   秘書の海江田さんが警察に話したことは
   本当だったんですか?
   2009年12月29日の夜、赤坂の
   料亭で、社長自ら段ボールを運ばれた
   というのは、本当だったんですか?
   私が、最も興味を覚えているのは、
   どこでお二人が知り合われたかという
   ことです。
   一説には、メイド喫茶だったという話
   がありますが。
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
島田:前原さん、全てがウソとは言いませんが、
   かなりの部分は、根も葉もないものです。
   お二人が出会った時、わたしも同席して
   いたんですよ。
   なんと、ホストクラブだったんですよ。
前原:どうして?????
   
   
   

背水(はいすい)の陣(じん)

(ギャンブラー)また負けた。
        こうなったら背水の陣で臨む
        しかねえな。
(銀行家   )どういうことですか?
(ギャンブラー)有り金を全部つぎ込むってこ
        とさ。
(銀行家   )いくら、お持ちですか?
(ギャンブラー)5,000円。
(銀行家   )大丈夫ですよ、いくらでもお貸
        ししますよ、一億円でも、二億円
        でも。
(ギャンブラー)今、分かった、なぜ負けるかが。
        後ろの川にゃ、水がねえんだ。
        後ろの川は、涸(か)れてるんだ。
        だから、背水の陣にならねーんだ。
(銀行家   )???
        

2011年8月25日

示しがつかない

(経理部長)社長、一言申し上げます。
      社内の飲み食いを交際費に計上
      しているケースが目立ちます。
(社長  )それは、問題だな。
      さっそく禁止令を出そう。
(経理部長)よろしくお願い申し上げます。
      
      では、私は、次の会議に参ります
      ので、これで・・・。
(社長  )じゃあ、君は、コーヒーだったから、
      380円、置いてって。
(経理部長)あれ、これ位は、交際費か、会議費
      で・・・・。
(社長  )バカ言うな!
      それじゃあ、社員に示しがつかない
      だろうが。
      まあ、いいか。
      禁止令は、明日出そう。
      

2011年8月24日

一(いち)か八(ばち)か

(社長  )開発に時間がかかり過ぎているな。
      なんとかならんかね?
(開発部長)そう言われましても、新しい材料
      の試験にまだ少し時間がかかりま
      すので・・・。
(社長  )この際、君、一か八かで、「大島紬
      (つむぎ)」を使ったらどうかね?
      
      見た目には、同じだぜ。
(開発部長)社長、そんなことをしたら、バチが
      あたりますよ。
      大島が大噴火を起こしますよ。
      よろしいでしょうか、現在、この製品
      の最大の課題は、・・・・。
(社長  )分かった、分かった。
      経営とは違うな。
      スリル、ゼロだな。
(開発部長)???
      

2011年8月22日

悪銭(あくせん)身(み)につかず

(友人A)宝くじに当たったんだって?     
(友人B)だ、だれが、そんなデマを?
     俺は、そんな星の下に生まれ
     ついていないよ。
     見ての通り、相変わらず耐乏
     生活を送っているよ。
(友人A)いや、いや、悪銭身につかず、
     って言うからな。
     1億円あたって、パッパと使い
     切ってしまったかも知れないから
     な。
     まあ、どっちでも、いいや。
     金、貸してや。
(友人B)お前、常識を疑うぜ。
     坊主に飯をねだるようなもの
     だぜ。

2011年8月21日

しどろもどろ

(不倫相手女)ねえ、今週、奥さんと何回やったの?
(不倫相手男)えッ、いや、そんなに多くないよ。
       確か・・・。
(不倫相手女)やったの、やらなかったの、どっち?
(不倫相手男)はい、やることはやったけど、ほんの
       形だけで・・・。
(不倫相手女)こういう話になると、すぐに、しどろ
       もどろになるのね。
       可愛い!!!!
(不倫相手男)回数じゃなくて、中身が大事だよな。
(不倫相手女)で、何回、勝ったの?
(不倫相手男)?????
(不倫相手女)チェス、あなたが何回勝ったの?
(不倫相手男)なんだ、チェスか。
(不倫相手女)チェスでなきゃ、なんだと思ったの?
       いやらしい。
       でも、可愛い!!!

2011年8月20日

引くに引けない

(女友達A)彼女、スポーツカーをプレゼント
      したっていうのよ。
(女友達B)そうらしいわね。
      彼女の家は、大金持ちだから。
      彼女と張り合っても、無理よ。
(女友達A)いいえ、ここまで来たら、引くに
      引けないわよ。
      私は、自宅をプレゼントしようかな?
(女友達B)でも、そうしたら、あなた達一家、
      どこに住むの?
(女友達A)もちろん、彼の家に住まわせてもらう
      わ。
(女友達B)なんだ、それじゃあ、彼を自分の家に
      引っ張り込むってことじゃない。
      50平米しかないくせに、よく言うわ
      ね。
      

後味(あとあじ)が悪い

(観客A)なんで、こんなことになるの?
     選手同士が殴りあうなんて、
     信じられないよ。
(観客B)そうですよ。
     せっかく楽しみにして来たのに。
     後味が悪いわ。
     でも、あの審判もひどいわ。
     明らかにミスジャッジだと思うわ。
(観客A)そうだ、そうだ。
     
     あの審判を殴りに行こうよ。
(観客B)ええ、行きましょう、行きましょう。

水を差す

(母親)いくら頑張っても、お嫁に行ったら、
    せっかく苦労してとった資格も、
    役に立たないわね。
(娘 )お母さん、そういう水を差すような
    ことを言わないでよ。
    私、絶対に、今年中に、簿記1級に
    受かるから。
(母親)あ、ごめん、ごめん!
    がんばってよ。
    応援してるわよ。
    
     
    
    

サバを読む

(部下)すごいですね、あの会社、利益率
    が半端じゃないですね。
(上司)ハッタリだよ。
    どうせ、サバを読んでるに決まって
    いるよ。
    5%なんて、あり得ないよ。
(部下)そういえば、うちの会社概要も、かなり
    サバ読んでますね。
(上司)お前、口が裂けても、そういうことを
    言うなよ。従業員100人が、10人だ
    なんてことが、世間に知れたら、大変だ
    ぞ。
    

2011年8月19日

袋叩きに遭う

(社長)うまく行きましたか?
(専務)それが、袋叩きに遭いました。
(社長)エッ、どうして?
    「脱原発」を支持する人が多い
    かどうか見極めてから、発言する
    手筈になっていましたよね?
(専務)それが・・・・、うっかり、最初から
    「脱原発」の席に座ってしまった
    んです。
    知らなかったんです。
(社長)で、その席には、何人いたの?
(専務)私、一人です。
(社長)なんと!
    明日から、君、警備室に回ってくれ!
    
    

粘り腰

(常務)君の粘り腰には、感服したよ。
    わしなら、とっくにあきらめて
    いたはずだよ。
    どこで身に付けたのかね?
(部長)貧しい家に育ったからだと思い
    ます。
(常務)ご両親の教育方針が良かったん
    だろうな。
    お父さんは、どんな人でした?
(部長)柔道が好きで、得意技は、払い腰
    でした。
(常務)!!!

2011年8月18日

妥協の産物

(同僚A)この企画案、なんだか中途半端じゃない
     かな?
     何だか、折衷案っていう気がするんだけ
     ど・・・。
(同僚B)そうだよ、まさに妥協の産物だよ。
(同僚A)専務が、最後に、常務に歩み寄ったんだ
     よ。
(同僚B)エッ、キスでもしたの?
(同僚A)バカ、専務が、エネルギー部門にも、
     分け前を出すことを了承したんだよ。
     専務も、早く社長の椅子に座りたい
     からな。

2011年8月17日

真っ赤な嘘

(部長)嘘にもいろいろあるが、君のは、
    真っ赤な嘘だな。
(課長)いえいえ、滅相もございません。
    今申し上げたことは、全て真実
    です。
    本当に、本部長と彼女がホテルに
    入って行ったんです。
(部長)そうか。
    頭の中が、真っ白になったな。
    これで、本部長の弱みを握ったって
    訳だ。
(課長)部長、でしたら、頭の中が真っ白では
    なく、腹の中が真っ黒と言うべきでは
    ないでしょうか?
(部長)そうだな。
    わしも相当な悪だな。
    

負けるが勝ち

(監督)いいか、負けるが勝ちだ。
    思いっきり負けて来い!
(選手)はい!
    ・・・・・・・・・・・・・・・
(選手)監督、負けました。
(監督)そうか、仕方ないな、勝負は
    時の運って言うからな。
(選手)いえ、つまり、勝ちました。
(監督)???????
    

2011年8月16日

言うは易く、行うは難し

首相夫人:人前で泣くような男には、大臣は
     無理よ。
     首、切ったら?
首相  :言うは易く、行うは難し、面と向
     かっては言えないものだよ。
首相夫人:電話をかけたら?
首相  :彼は、男からの電話には出ないんだよ。
首相夫人:じゃあ、私が掛けてあげるわ。
首相  :それが、彼は、面食いでね・・・。
首相夫人:???

2011年8月9日

穴があったら入りたい

取締役:今期も、我が部門は赤字でして、
    穴があったら入りたい・・・。
社長 :君、そこに、スコップがあるだろ
    う。
    君のために用意しておいたよ。
    さあ、自分の墓穴を掘って、入り
    給え。
取締役:ハア。
    では、お言葉に甘えまして・・・。
    
    

2011年8月8日

ああでもない、こうでもない

部長:どうかね、結論が出たかね?
課長:それが、皆、ああでもない、こうでもないと
   延々6時間も議論したのに、まだ意見がまと
   まっていません。
   部長、ここは、エイヤーっと結論を出してし
   まっていただけるとありがたいのですが・・・。
部長:エイヤー、エイヤー、エイヤー。
   ダメだな、結論が浮かんで来ないな。
課長:では、サイコロで、行きましょうか?
部長:よっしゃ、チンチロリンで行こう。

2011年7月6日

音沙汰(おとさた)、臭い飯を食う(くさいめしをくう)、痛い腹を探られる(いたいはらをさぐられる)、先手攻撃(せんてこうげき)、逆効果(ぎゃくこうか)

田中:
小林先輩、お久しぶりです。
小林:
ほんとだな。
とんと音沙汰(おとさた)がないんで、
もしかしたら、・・・・。
田中:
そうなんです。
ちょっと、臭い飯を食って(くさいめしを
くって)来ました。
小林:
そういう、品のない冗談は、止めてくれよ。
田中:
すみません。
痛い腹を探られる(いたいはらをさぐられる)
のがいやで、先手攻撃(せんてこうげき)の
つもりでしたが、逆効果(ぎゃくこうか)で
したね。