君にうってつけの人がいるんだが、
紹介しようか?
田中:
どういう風に、うってつけなんですか?
小林:
とにかく、気が利くんだ。
田中:
それは、私が、気が利かないとおしゃって
おられるようなものですね。
小林:
それは考え過ぎだよ。
気が利かない人よりは、気が利く人の方が、
一生の伴侶としては、いいだろう?
それだけだよ。
田中:
いつも、皆から、「お前は、気が利かない」って
言われているものですから、ついつい・・・。
分かりました。
で、おいくつですか、その人は?
小林:
人生経験も豊富なんだよ、その人は。
田中:
歯に衣着せず、おしゃってくださいよ。
小林:
じゃー、ざっくばらんに言うと、アラフォー
の少し手前。
田中:
冗談は休み休み言ってくださいよ!
私の母と同年代じゃないですか!