2011年9月7日

釈迦牟尼(しゃかむに)、釈尊(しゃくそん)、お釈迦様(おしゃかさま)、般若心経(はんにゃしんぎょう)、お呪(まじな)い、三蔵法師(さんぞうほうし)、サンスクリット、おとといおいで、読書百遍意自ずから通ず、悟(さと)りを開く、かったるい、お開き

(学生)古典を読めと言われて読んでみた
    のですが、つまらないですね。
(教授)誰の書いた本かね?
(学生)はい、釈迦牟尼です。
(教授)ああ、釈尊か。
(学生)いえ、お釈迦様です。
(教授)??
    で、何ていう本?
    お釈迦様ご自身は、執筆はされていな
    いはずだが・・・。
(学生)般若心経です。
(教授)面白くなくても、ためになるだろう?
(学生)なります、なります。
    声が前より通るようになりました。
(教授)どういうこと?
(学生)カンジザイボサツギョウシンハンニャ
    ・・・・・、って読んでいると、何だか、
    声の調子も良くなって来るんです。
(教授)で、意味は、分かるの?
(学生)エッ、意味があるんですか?
    お呪いでしょう、これって。
(教授)そんなことを言ったら、三蔵法師
    が泣くぞ。
(学生)意味まで知ろうとしたら、サンスクリット
    を勉強しないとダメですよね?
(教授)そこまでやらなくてもいいよ。
(学生)だって、カンジザイボサツ・・・、は
    サンスクリットでしょう?
(教授)アイヤー、君、おとといおいで!
(学生)おととい?
    どうやって?
(教授)疲れるな、君と話していると。
(学生)先生、意味を知るには、どうしたら、
    よろしいのでしょうか?
(教授)読書百遍意自ずから通ず、だよ。
    毎日声を出して読むことだ。
(学生)疲れますね。
    ですから、毎日、声を出して読んで
    いると申し上げているじゃないです
    か。
(教授)要は、悟ればいいんだよ。
    悟りを開けばいいんだよ。
(学生)どうやってですか?
(教授)私の講義に真面目に出てさえいれば、
    いいんだよ。
(学生)でも、それって、古典を読む以上に
    かったるいですよ。
(教授)コラ!!!
    今日の講義は、これにてお開き。
    
    

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