2014年8月21日

チャド(ちゃど)、チャット(ちゃっと)、感謝感激雨あられ(かんしゃかんげきあめあられ)、ところがどっこい、善は急げ(ぜんはいそげ)、

社長:
君、知ってるか?
チャド?


専務:
チャット?


社長:
アフリカ内陸の国、チャドだよ。
今、チャドと中国がもめているんだぜ。


専務:
エッ、アフリカの国々は、中国に対しては、
「感謝感激雨あられ」のはずですが。


社長:
ところがどっこい、チャドが巨額の賠償金を
中国の石油会社に請求しているらしいよ。


専務:
ということは、うちも気をつけなければなりま
せんね。
エボラ出血熱もあるし。
アフリカ駐在員全員を帰国させ、身の安全に
関する緊急会議を開きましょうか?


社長:
そうだな。
会議の名称は、「報告大会」とし、各国の
現状を報告させよう。
善は急げだ。


専務:
了解しました。
すぐに開催準備に着手します。





2014年8月19日

ビジネス研究会(びじねすけんきゅうかい)、シルバー世代(しるばーせだい)、振り込め詐欺(ふりこめさぎ)、相続税(そうぞくぜい)、巨万の富(きょまんのとみ)、ぼける、甘い言葉(あまいことば)、手っ取り早い(てっとりばやい)

社長A:
何か、儲かるビジネスないですかね?


社長B:
あったら、自分でやってますよ。


A:
そうだよね。


一緒にビジネス研究会でも立ち上げま
せんか?


B:
いいですね。


どういう方面のビジネスにしますか?


A:
そりゃあ、何といっても、シルバー世代
むけですよ。
振り込め詐欺に騙される前に、また、
税務署に相続税として取られてしまう
前に、巨万の富をいただくことにしましょ
うよ。


B:
そうですね。
大賛成です。


でも、どういったビジネスが考えられ
ますかね?


A:
やはり、ぼけて来ている人が多いから、
甘い言葉で釣るってのが手っ取り早い
ですね。


B:
な~~~んだ、それって、結局、振り込め
詐欺じゃないですか。


A:
あー、そうか。









2014年8月17日

行列(ぎょうれつ)、閑古鳥が鳴く(かんこどりがなく)、さくら、大食い(おおぐい)、割高だ(わりだかだ)、お年寄り(おとしより)

ラーメン店主:
最近、行列ができないな。


店員:
そうですね。
寂しいですね。


店主:
閑古鳥が鳴くようになってしまったら
大変だな。


店員:
さくらが必要ですね。


店主:
そうだな、学生アルバイトでも使って
みるか。


店員:
学生は、大食いですから、割高ですね。
お年寄りをかき集めましょうか?


店主:
そりゃあいいな。
お年寄りは、食べる量も少ないしな。


店員:
で、何歳位の人にします?


店主:
そうだな、90歳以上だな。


店員:
ラーメン、食べますかね?







2014年8月15日

奇特な(きとくな)、おもいあがり、卵子提供者(らんしていきょうしゃ)、確率(かくりつ)、常人(じょうじん)、金にあかす(かねにあかす)

同僚A:
世の中には、奇特な人がいるもの
だな。


同僚B:
どういう?


同僚A:
自分の子供を1000人残すことに
生きがいを感じる人がいるらしいよ。
自分の優秀な遺伝子を残したいって
ことかな?


同僚B:
思い上がりもいいところだよな。


同僚A:
いや、逆かもよ?
自分に自信がないんで、1000人残せ
ば、1人くらいは、優秀な奴、世の中で
目立つ奴が出て来るかもしれないって
考えてるのかもよ。


同僚B:
うん、それありそうだね。
だったら、卵子提供者は同一人物じゃ
なくて、1000人の異なった人間の方
がいいだろうな。
確率がぐっと高まるからな。


同僚A:
確かに。
だけど、思うんだけど、代理母も産むだけ
でつまらないけど、卵子提供者はもっと
つまらないよな。
子どもの顔を見ることも、世話をすることも
ないんだから。
なんで、卵子を提供する気になるんだろう?
やはり、金かな?


同僚B:
分からん、分からん。
常人には、思いも及ばない発想だな。













2014年8月14日

消費税(しょうひぜい)、増税(ぞうぜい)、妙案(みょうあん)、対応策(たいおうさく)、街中(まちなか)、古典的(こてんてき)、手法(しゅほう)、在庫(ざいこ)、捌ける(はける)

社長:
消費税増税の反動は、思ったより大きいな。


常務:
はい。
我が社の業績にもはっきりと現れていますよ。


社長:
何か妙案は、ないかね?


常務:
ありますよ。
但し、ごく一時的な対応策ですが・・・。


社長:
どんなのかね?


常務:
社員全員に街中でティッシュペーパーを
配らせるという古典的手法です。


社長:
効果あるかね?


常務:
多少でも、テッシュペーパーの在庫が捌ける
でしょう。



2014年8月13日

・・・組(・・・ぐみ)、楽観的(らっかんてき)、一刻を争う(いっこくをあらそう)、読めたぞ(よめたぞ)、おぬし、積年の恨み(せきねんのうらみ)

社長:
うちのリベリア組は、皆、無事かね?

常務:
はい、全員無事です。

社長:
いつ、帰国させるのかね?

常務:
それが、現地からは、帰国させないで
欲しいとの要望が来ています。
鎮静化するのではないかとみている
ようです。

社長:
随分と楽観的だね。
致死率90%だぞ。
一刻を争う事態だ。
すぐに帰国命令を出しなさい。

常務:
はい。
日本まで来させますか?

社長:
当り前じゃないか。
他にどこに行くっていうんだい。

常務:
シリア、リビア、イラク、ウクライナ
あたりはどうかと・・・・。

社長:
き、君、よっぽど社員を殺したいんだな。
個人的な恨みでもあるのか?

あッ、そうだ。
読めたぞ。
おぬし、積年の恨みを・・・・・。

大丈夫だよ、間違っても、あいつを
社長にはしないよ。

常務:
分かりました。
すぐ、帰国命令を出します。



















2014年8月12日

セリフ(せりふ)、煩わしい(わずらわしい)、代理出産(だいりしゅっさん)、極度(きょくど)、心配性(しんぱいしょう)

社長:
私には、夏休みなんてものは無いんだよ。


秘書:
うらやましいですわ。


社長:
それは、私のセリフだろうが。


秘書:
いえいえ、本当なんです。
子ども達がずっと家にいるんで、
煩わしいんですよ。


社長:
えッ、子供嫌い?


秘書:
普通です。
でも、14人ともなると、ちょっと大変です。


社長:
よくそんなに産んだね?


秘書:
一人は私が産みましたが、残り全員は、
代理出産です。


社長:
どうして14人も?


秘書:
夫が極度の心配性なんです。
成人まで達することができるのは、1~2人
だと真剣に思っているみたいです。




社長:
??????????





2014年8月11日

内規(ないき)、手直しする(てなおしする)、採用基準(さいようきじゅん)、憲法違反(けんぽういはん)、黒ミサ(くろみさ)

社長:
我が社の内規、そろそろ手直し
しようと思うんだ。


常務:
ああ、例の採用基準の部分ですね?
今のままでは、憲法違反になりかね
ませんからね。
「日蓮宗」だけというのは、やり過ぎです
よね。


社長:
そうなんだ。


常務:
では、
「日蓮宗」→「仏教」
とでもしますか?


社長:
いや、今や、世界中から優秀な社員を
集めなければいかないからね。
「日蓮宗」→「宗教は問わず、但し、過激派
        を除く」
にしようと思うんだが・・・。




常務:
社長、これで我々二人とも救われますね。
やっと、自分たちの宗教を公言できますね。
長かったですね、ここまで来るのが。


社長:
おッ、時間だ。
さあ、行こう、黒ミサに。















2014年8月10日

きな臭い(きなくさい)、ボキャ貧(ぼきゃひん)、語彙(ごい)、釈尊(しゃくそん)

上司:
世界は、ますますきな臭くなって来て
いるな。


部下:
はい、昨日、きなこを食べました。


上司:
はあ?
今の若い人は、ボキャ貧だな?


部下:
????


上司:
表現力が足りないってことさ。
戦争が頻繁に起きる → きな臭い
ボキャブラリー不足  → ボキャ貧
だよ。


部下:
相手を見て語彙を選べてこそ、
思いやりがあると言えます。
釈尊は、そうだったと言われています。


上司:
すまん、すまん、まだ釈尊には及ばない
んだよ。



2014年8月9日

年中無休(ねんじゅうむきゅう)、無給(むきゅう)、バカ言うな(ばかいうな)、精力絶倫(せいりょくぜつりん)、ザーメン、精子(せいし)、口ほどにもない(くちほどにもない)

秘書:
公務員の給与が上がるそうですね。
私の兄はきっと喜んでいるでしょうね。


社長:
うらやましいよ。
私なんか年中無休じゃなかった、年中
無給だよ。


秘書:
でも、社長には莫大な財産がおありです
から、もうこれ以上お金なんていらない
でしょう。


社長:
バカ言うな。
金と愛人は、いくらあってもいいよ。


秘書:
愛人ですか?
精力絶倫でないと無理ですよ。
ところで、タイで13人の子供をもうけた
24歳の日本人男性って、どんな人で
しょうね?


社長:
ちっとも偉くないよ。
その位のこと、わしだってできるよ。
男は、つまり、ザーメン、精子は、
1回に何億個も放出されるんだからな。


秘書:
じゃあ、人口減少問題なんて、簡単に
解決できますよね。


社長:
どうやって?


秘書:
性交回数を増やせばいいんですよ。
こうやって。
さあ、いらっしゃい。


社長:
かんべんしてくれ!
今日は、ちょっと具合が・・・・。


秘書:
口ほどにもないわね!



2014年8月8日

人手不足(ひとでぶそく)、あがったりだ、背に腹は代えられない(せにはらはかえられない)、再出発(さいしゅっぱつ)

社長:
こう人手不足じゃあ、あがったりだな。


専務:
50店舗のうち25店舗しか開けて
いませんからね。


社長:
どうしようか?


専務:
この際、20店舗に縮小しませんか?


社長:
それじゃあ、社員が・・・・・。


専務:
背に腹は代えられないですよ。
元々二人で始めた会社ですから、
一旦、1店舗にして再出発もあり
だと思いますよ。


社長:
よし、そうしよう。
で、君が、今度は、社長をやって
くれ。











2014年8月7日

干ばつ(かんばつ)、・・・がらみ、常識が疑われる(じょうしきがうたがわれる)、宝がゴロゴロ(たからがごろごろ)、潤う(うるおう)、偵察ヘリ(ていさつへり)

社長:
君、今朝のニュース見た?


本部長:
どのニュースでしょうか?
中国河南省の干ばつでしょうか?
ガザの停戦でしょうか?
STAP細胞関連でしょうか?
韓国の米軍慰安婦関連でしょうか?
周永康の愛人が29人の件でしょうか?


社長:
ロシアがらみだよ。
うちのビジネスがらみだよ。


本部長:
ああ、食料、食品の輸入禁止の
件ですね。


社長:
そうだよ。
影響あるだろう?


本部長:
大丈夫ですよ。
ウクライナ経由売ればいいんですよ。


社長:
君、何を言っているんだ?
常識が疑われるぞ。


本部長:
人の行かない裏道にこそ、宝が
ゴロゴロですよ。


社長:
そんなものかな?
で、どうやって?


本部長:
簡単ですよ。
親露派の占領地域に納品するん
ですよ。
そうすれば、親露派は潤うし、
ロシアの輸入業者は潤うし、
我が社も潤うんですよ。


社長:
ヘリは、どこのを使うの?


本部長:
アメリカの偵察ヘリです。


社長:
そうか。
100G、1億円として、500G、5億円
の売上か。





















2014年8月6日

もう一つ(もうひとつ)、愛飲(あいいん)、お中元(おちゅうげん)、余り物(あまりもの)、恐縮です(きょうしゅくです)、強制(きょうせい)

社長A:
やあ、うちの社員は、皆、お宅の『うわばみ』
のファンですよ。


社長B:
そうですか?
うちの社内では、評判悪いんですがね。
味がもう一つだって言うんですよ。


社長A:
私自身も愛飲していますよ。


社長B:
そうですか、では、お中元に贈らせていただき
ますよ。
余り物で申し訳ないんですが。


社長A:
エッ、本当ですか?
恐縮です。
家族全員に飲ませますよ。


社長B:
社長、強制はいけませんよ。
我が家では、一切強制してません。
だから、誰も飲まないんですよ、この新製品
は。
ここ30年でも最高にマズイそうです。

2014年8月3日

顔色を伺う(かおいろをうかがう)、かの(チャーチル)、妙案(みょうあん)、一筆書く(いっぴつかく)、意見具申(いけんぐしん)、構図(こうず)、見切りをつける(みきりをつける)

社長:
ああ、プーチンがうらやましいよ。
支持率が90%近いんだってよ。
私にもその位の支持率があれば、
取締役連中の顔色を伺う必要は
ないのだが・・・。


専務:
社長、支持率は、安倍首相位
がいいですよ。


社長:
どの位?


専務:
45%位です。


社長:
それじゃ、なにも決められないよ。


専務:
ご存知ですか?
かのチャーチルが、民主政治を
呪っていたってことを。
ヒトラーを羨んでいたってことを。
でも、民衆のためには、それで
いいんですよ。
我が社の取締役や株主のためには
今位がいいんですよ。


社長:
でも、あと10%はアップしたいな。
何か妙案は、ないかね?


専務:
社長、もし、独裁権を確立されても
私を首にしないと一筆書いていただ
けるのであれば、意見具申させて
いただきますが・・・。


社長:
(そうか、そういう構図だったのか?)
もちろん、君は次期社長だ。


専務:
(やはり、見切りをつけた方がよさそうだ。)





2014年8月2日

ブラックバイト振り(ぶり)、口がある(くちがある)、休み休み言う(やすみやすみいう)、後ろめたい(うしろめたい)、片棒を担ぐ(かたぼうをかつぐ)、

後輩:
先輩、うちのブラックバイト振りも相当な
ものですよね。


先輩:
そうだけど、お前、他に口があるのか?


後輩:
いえ、口は一つです。


先輩:
下手な冗談は、休み休み言え。
一緒に探しに行こうか?
ブラックバイトを専門に紹介する会社
があるらしいぜ。
そういうのは、どうかな?


後輩:
なんだか、後ろめたいですね。
悪事の片棒を担いでいるみたいで。


先輩:
何を言うんだ。
立派な社会貢献だぜ。


後輩:
?????


先輩:
世の中には、ブラックに憧れる人は
大勢いるんだぜ。