2013年12月27日

正気の沙汰 (しょうきのさた)、諸手を挙げて賛成 (もろてをあげてさんせい)、四面楚歌(しめんそか)、火中に栗を拾う (かちゅうにくりをひろう)、神風特攻隊(かみかぜとっこうたい)

政治家A:
まったく、靖国参拝などとは、
正気の沙汰とは思えないな。

政治家B:
俺は、諸手を挙げて賛成だな。

A:
どうしてそうなるの?

B:
国民を代表して英霊を弔うことが
なぜ悪いんだ?

A:
事は、第二次大戦の評価と戦後
体制に対する・・・・。

B:
君が心配しているのは、日本が
四面楚歌になることだろう。
それが、なければ、君だって、
今頃靖国神社に行っているだろう
よ。

A:
実は、そうなんだ。
女房が、行け行けってうるさいんだ。
だけど、火中に栗を拾うのは・・・。
周りをよく見ながら行動しないとね。

どうだ!

B:
あッ、しまった!!

A:
はい、ルーク、いただき!
クイーン、どうする?

B:
参ったな。
ええい、神風特攻隊だ!

A:
はい、クイーンもいただき!

B:
全く、狂気の沙汰だ!





 

2013年12月18日

口は禍の元 (くちはわざわいのもと)

刑事 :
じゃあ、そろそろ、本当の事を言って
もらおうか?

容疑者:
だから、刑事さん、全て話したって言
ってるじゃないですか。
信じてくださいよ。

刑事:
だったら、被害者の財布がなくなって
いることについても、何か知っている
ことを話してもらおうか?

容疑者:
知りませんよ。
財布なんて、見てませんよ。
俺は、ただ、あいつの車を運転した
だけですよ。
それを、片棒を担いだなんて言われ
ても・・・。
俺は、ただ、時給300円で雇われた
だけなんですよ。

刑事:
300円?
それじゃあ、最低賃金にも届かない
じゃないか。
よくもそんなんで、犯罪に手を貸す
な。

容疑者:
いつも、あいつには、お世話になって
いるんですよ。
タダで住まわせてもらっているんです
から・・・。

刑事:
だったら、あいつが大泥棒だってこと
は、知っていたんだな?

容疑者:
いえ、いえ、知りませんでしたよ。
俺、てっきり、あいつは、結婚詐欺師
だと思い込んでいたんですよ。

刑事:
面白いじゃないか。
その話、詳しく、聞かせてくれよ。

容疑者:
しまった!
まったく、口は禍の元!



 

2013年12月5日

山車 (だし)

社員A:
日本三大曳山祭りの一つ、秩父の夜祭り
に行って来たよ。

社員B:
「ひきやま」って、何?

A:
山車を引くことだよ。

B:
「やまぐるま」を引くの?

A:
ちがうよ。
これは、「だし」って読むんだよ。

B:
そう?
知らなかったな。
だったら、引山車祭りって言えばいいのに。

A:
そんなの常識だよ。

B:
すごい人出だっただろう?

A:
そうなんだ、ものすごい人だったよ。

B:
じゃあ、屋台もいっぱいだったろう?

A:
そう4~5基は、あったかな?

B:
何言ってるの、数百あったはずだよ。

A:
そうかなあ?
上町、中町・・・・。
指で数えられる位だったよ。

B:
違うよ。
タコ焼きや焼きそばや射的の屋台だよ。

A:
ああ、そっちか。
ゴメン、秩父では、山車を「屋台」って呼ぶ
んだ。

B:
ややこしいな。
整理すると、こうなるな。

山車・・・4~5基
屋台・・・数百
人 ・・・数えきれない

で、何食べた?

A:
サンドイッチ。

B:
バカ!