2010年5月20日

猛威をふるう(もういをふるう)、あって無きが如し(あってなきがごとし)、聞く耳を持たない(きくみみをもたない)、持ち回り(もちまわり)、おざなりな、にっちもさっちも行かなくなる(にっちもさっちもいかなくなる)

小林:
「口蹄疫」が猛威をふるっているな。

田中:
どこから感染したのでしょうかね?
アジアだけで4種類もあるそうですね。

小林:
この面では、正にアジアは、既に「一体」、
或いは「一地域」と言えるよな。
もう、国境なんてあって無きが如しだ
よな。

田中:
「ウィルスちゃん」に、「ここは外国ですよ。
VISAが無ければ入っちゃダメですよ」なん
て言っても、聞く耳を持たないですからね。

小林:
俺は、近いうち、「アジア衛生機構」の
ような全アジアをカバーする機関の
創設が必要となって来ると見るな。

田中:
既にありますよ。
「APOSHO」って言うらしいですよ。
「アジア太平洋労働衛生安全機関」
といって、持ち回りで、会議を開いて
いるらしいですよ。

小林:
そんな、おざなりな対応では、にっちも
さっちも行かなくなるんと違うか。

田中:
先輩、まずは、NPOでも立ちあげましょ
うか?

小林:
いいな。
で、俺の給料は、いくら出す?

田中:
??????????

2010年5月9日

すべからく、世界観(せかいかん)、肌で感じられる(はだでかんじられる)、揶揄する(やゆする)、身にしみてわかる、視野が広がる(しやがひろがる)、うかうかしていると

小林:
まあ、俺が今言ったことは、首相に限らないがね。
日本国民は、すべからくアジア各地に出かけて
来るべきだよ。
特に、アジアの大国、中国、インド、インドネシア
などのど真ん中に立って、四方八方を眺めて見る
べきだよ。

田中:
そこからは、何が見えるんでしょうか?

小林:
いろいろなものが見えるさ。
山あり、谷あり、川あり、海あり、島あり、・・・。
アジアは、上海、香港、ニューデリー、シンガポール、
東京、ソウルのような大都市だけでないことも見えて
来る筈だ。

田中:
世界観、変わりますかね?

小林:
変わるとも、大いに変わるさ。
特に、アジアの広さが肌で感じられるはずだよ。
商人的発想だと揶揄されるかも知れないが、
自分が相手にするマーケットは、日本という島国
だけではなく、こんなにも広いんだということが
身にしみて分かるはずだよ。

田中:
なるほど。
視野が広がるって訳ですね。

小林:
そう。
マーケットに対する見方が変わるだけではなく、
余りにも多くの人が、毎日、日本なぞ意識せずに
暮らしていることも分かるはずだ。

田中:
嘘でしょう、先輩。
今の時点では、まだ世界第2位の経済大国、日本
を意識しないで、生きているなんて。

小林:
そうだよ。
日本の場所すら知らない人も多いんだよ。
それに、うかうかしていると、今頃、既に第2位から
第3位に転げ落ちてしまっているかも知れないぞ。

2010年5月5日

話を蒸し返す(はなしをむしかえす)、歴訪する(れきほうする)、言葉尻を捉える(ことばじりをとらえる)、存在意義(そんざいいぎ)、もやもやっとする、

田中:
ところで、話を蒸し返すようですが、日本人が
アジアの一員であるということを意識するため
には、どうしたら良いとお考えですか?

小林:
そうだな、首相に、沖縄を飛び越えて、アジア
各地を歴訪していただくというのは、どうかな、
その国の民族衣装を着て?

田中:
先輩は、沖縄の基地問題は、重要ではないと
おっしゃるのですか?

小林:
お前、そういう他人の言葉尻を捉えての発言
は、気に食わんな。
正に、正反対だよ。その重要な問題を考える
上でも、台湾、中国大陸、ベトナム、・・・と回
って来るべきだと思うよ。
米軍の海兵隊の存在意義が、更にグッと胸
に迫って来るに違いないよ。
ところで、全くくだらないことかも知れないが、
「へのこ、へのこ」と言われると、何だかもや
もやっとして来ないか?

田中:
全然。
それに、「辺野古」の人達に失礼ですよ!

小林:
なんだか、「ほどがや、ほどやが」って言われる
のと同じような気分になってしかたないよ。

田中:
「保土ヶ谷」の人達に、失礼ですよ!
先輩は、「語感過敏症」と違います?

お医者さんに診てもらった方が良いと思います
よ。

小林:
分かったよ。だけど、何科に行けばいいんだよ。

田中:
そうですね、「強迫性障害治療」をやってくれる
ところですかね?

小林:
おお、こわっ!
その言葉を聞いただけで、ぞくぞくって
して来たよ。

田中:
変な人!