田中:
楽天の社長の考え方は、楽天的じゃない、
楽観的に過ぎるということでしょうか?
小林:
まあ、そうも言えるし、すぐれて野心的
であるとも言えるな。
何しろ、本社の英語の公用語化を図る
前に、いきなり、各支社の英語の公用
語化を推し進めようというのだからな。
田中:
支社の場合、やはり、マーケットの公
用語に合わさないといけないのでしょ
うか?
小林:
おれが楽天の顧客だとして、「英語の
レター」を受け取ったり、「英語の会議」
をやるなどと言われたら、即、取引停止
だな。
とんでもない話だよ。
田中:
でも、先輩、おっしゃっていませんでした?
確か、「カタカナレター」を日本の顧客企業
に出していたって?
小林:
そうなんだ。
俺が昔お世話になった会社で、そういうこと
をやっていたんだよ。
田中:
結果は?
小林:
相手の泣き寝入りさ。
何しろ、大企業に楯突く訳には行かないか
らな。
取引停止の憂き目にあうからな。
田中:
横暴ですね、その企業は。
でも、そうなると、楽天も、その位マーケット
で横暴になれれば、社外に対しても、英語の
公用語化を強要できるということになりますね。
小林:
そうだよ。
だが、なれるかな?
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