田中:
先輩、どうされました?
なんだか不機嫌ですね。
小林:
さっきテレビを見ていたら、「楽天」は「英語社内公用語
化」にあたり、TOEIC750点を基準として設けるらしい。
この程度のレベルの話だったら、何も記者会見までして
大見えを切る必要なんかないよ。
「無国籍企業」など、夢のまた夢だよ。
望みが低過ぎるよ。
田中:
先輩、そんなものですよ。
小林:
以後、「楽天」を引き合いに出すのは、止めよう。
田中:
でも、日本人社員はダメでも、英語を使いこなす
外国人社員が大勢入社して来れば、あながち、
夢物語とも言えないのではないでしょうか?
小林:
そうか、こんな感じか。
本社:東京 非日本人90%、日本人10%
支社:東京 非日本人85%、日本人15%
ニューヨーク 非日本人98%、日本人 2%
上海 非日本人99%、日本人 1%
田中:
何だか、勢い「日本人社員駆逐大作戦」のような様相を
呈して来ますね。
小林:
取らぬ狸の皮算用、非日本人の優秀分子が来てくれる
かな?
いずれにせよ、少し見えて来たような気がするな、社長の
狙いが。
やはり、「無国籍企業」に向かってまっしぐら、ってとこだ
な。
没有评论:
发表评论