田中:
仮に「楽天」が10年後にこんな姿になっていたと
すると、この会社は、「多国籍企業」に分類される
べきでしょうか、或いは、「無国籍企業」に分類さ
れるべきでしょうか?
本社:東京
支社:東京
上海
ニューヨーク
小林:
これだけでは、なんとも言えないな。
田中:
では、
本社:東京 (社内公用語)英語
支社:東京 (社内公用語)日本語
上海 (社内公用語)中国語
ニューヨーク (社内公用語)英語
では?
小林:
「多国籍企業」と言えるな。
田中:
では、では、小林先輩が創られたまだ市民権を
得ていない「無国籍企業」とは、どういうもので
すか?
小林:
それこそ、三木谷浩史社長が目指しているも
のさ。
こうなるんだよ。
本社:東京 (社内公用語)英語
支社:東京 (社内公用語)英語
上海 (社内公用語)英語
ニューヨーク (社内公用語)英語
この会社では、食堂に働くコックさんも、清掃の
おばさんも、皆、「英語」しか話しちゃいけない
んだよ。
後は推して知るべしだよ。
田中:
こんな企業ありますか?
小林:
あるさ。
うちのおじいちゃんが経営するコンサル会社
は、全て「名古屋弁」を社内公用語としている
よ。
田中:
その会社に、支社は、あるのですか?
小林:
あるよ。
名古屋とコペンハーゲンとウラジオストックに。
だから、立派な「無国籍企業」さ。
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