2010年7月11日

無国籍企業(むこくせききぎょう)、多国籍企業(たこくせききぎょう)、社内公用語(しゃないこうようご)、蛇蝎のごとく嫌われる(だかつのごとくきらわれる)、桎梏(しっこく)

田中:
無国籍企業」と、「多国籍企業」の違いは、
支社における「社内公用語」の違いと理解
してよろしいでしょうか?

小林:
いや、それだけではないよ。
無国籍企業」とは、「世界のどこにでも瞬時
に本社を移すことが出来ると企業」と定義で
きるな。
うちのおじいちゃんの企業を例にとれば、
おじいちゃん(名古屋)、おじいちゃんの兄さん
(コペンハーゲン)、おじいちゃんの弟(ウラジ
オストック)の誰もが、いつでも、本社トップに
なることが出来るんだよ。

田中:
つまり、日本政府、デンマーク政府、ロシア政府
がこけても、常に企業は生き延びられるという訳
ですね。

小林:
その通り。

田中:
となると、企業が、簡単に政府を見捨てることに
なり、各国政府から、蛇蝎のごとく嫌われること
になりませんか?

小林:
もちろんだよ。
そんなの常識だぜ。
企業は、常に、政府の課す様々な桎梏から逃れ
ようと必死なんだよ。

田中:
????????

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