2010年7月20日

珍説(ちんせつ)、奇説(きせつ)、価値観(かちかん)、濡れ手で粟(ぬれてであわ)、社内認可(しゃないにんか)

田中:
インターネットが世界を分断した、とは、珍説奇説
ですね。

小林:
「常識」を疑うところから、新しい「価値観」が生まれ
るだよ。
そんなの、「常識」だぜよ。

田中:
で、日本のインターネットのマーケットの公用語が
「日本語」であることは認めるとして、社内公用語
を英語にすると何か不便ですか?

小林:
あたぼーよ。
例えば、楽天の日本支社で「濡れ手で粟の極楽
買い物サイト」というプロジェクトの社内認可を申請
するとする。
これを、英語でやらなければならないとすると、どう
なる?
まずは、“A project for ・・・・・・・・・・・”という英語
のプロジェクト名で申請しなくちゃいけないんだぜ。
そして、社内認可が下りた後、日本語に訳すんだ
ぜ。
そんなの、うまく行くかい?

田中:
なるほど。
「英語人」達の中には、「変なプロジェクト名」だと
拒否反応を示す人もいるかも知れませんね。

小林:
ビジネスは、そんなに甘くないぜ。
客は、我先に逃げ出すよ、きっと。

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