田中:
先輩、先輩には、今の奥様以外に、忘れ難い
女性はいますか?
小林:
朝ぱっらから、低血圧の俺に、何でまた、そん
な愚問を?
田中:
いえ、今朝の通勤電車の中で見た吊革広告に
「忘れ難い異性特集」という記事がありましたの
で・・・。
小林:
だったら、人に聞く前に、まず自分の事を話せ
よ。
田中:
はい、一人います。母親です。
小林:
なんだ、つまらん。嘘も方便、嘘でもいいから、
人が耳を傾けたくなるような話をしろよ。
田中:
すみません、これだけの者ですので、たたいても
ホコリも出ませんので・・・。
ですから、ご経験豊富な先輩のお話を、是非。
小林:
そうか、では、一人だけ、手短に話してやろう。
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時は、1970年代後半、場所は、JR総武線
下総中山駅ホーム。朝の8時頃。
俺が、前の日に買ったばかりのスーツを着て、
颯爽とホームを歩いていたら、突然、後ろから
肩を叩かれたかと思ったら、何と、妙齢の女性
が、俺のお尻のあたりにかがんだんだよ。
びっくり仰天、女性が男性のお尻に顔をくっつけ
て来たんだからな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
田中:
何で・・・?
変態?痴女?
小林:
この続きは、明日にしよう。
俺は、忙しいんだ。
田中:
そんな、殺生な!
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