2015年8月12日

”BJT”で「ビジネス日本語」の実力は、どこまで測れるか?

資格試験には、様々な制約条件があり、
外国語としてのビジネス日本語のレベル
判定を行っているBJTにも、自ずと
限界がある。


具体的に言うと、BJTでは、
・「話す」能力を測ることができない。
・「書く」能力を測ることができない。


換言すれば、BJTでは、
・「聴く」能力は測れる。
・「読む」能力は測れる。


できれば、「話す」「聴く」「読む」「書く
の全てについてレベル測定ができる
ことが望ましいが、他の外国語でも
この辺の状況はほぼ同じだ。


では、BJTは、「聴く」「読む」のレベル
判定に役立つだろうか?


私は、大変、役立つと見る。


その根拠は?


いろいろあるが、最大のものは、
付け焼刃的な対策」が出来ない
ということにある。


つまり、小手先の技術では高得点は
取れないのだ。
長年かけて向上させて来たビジネス
日本語の実力が如実に試験結果に
反映されてしまうということだ。


いままで多くの受験者を見て来たが、
こちらが判定したレベルと試験結果
は、ほとんど乖離していない。


「600点くらいかな?」
「589点でした。」


「730点くらいかな?」
「720点でした。」


こうなると、
試験なんて水ものさ。」
と、一刀両断することが
出来なくなる。


受験者にも、受験者を指導する教師に
とっても、これは、大変なプレッシャー
となる。


BJTとは、そういう試験だ。































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