2013年8月21日

お茶を濁す (おちゃをにごす)

社長:
何かありますか?

広報室長:
はい、例の件ですが、どうやらマスコミが
嗅ぎつけたらしくて、取材の申し込みが
来ていますが・・・。

社長:
そうか、ヤバいな。
副社長に記者会見でも開いてもらって、
お茶を濁しておくしかないな。

広報室長:
ですが、副社長は、根が正直な方ですから、
本当のことを言ってしまうのではないかと
心配です。

社長:
こうなったら、開き直るしかないかな。
大体、コンドームの厚さが、0.02ミリだろう
が0.03ミリだろうが、何の影響があるって
いうんだ。
計測しなおしてみたら、0.03ミリに限りなく
近かったとでも言っておくか?

広報室長:
社長、ご自身で使用されなくなってから、
薄さ追求に対する熱意が感じられなくなった
気がしますが、これは、霊長類である人間
だけに与えられた特権ですから、0.01ミリ
の差は、大変に大きなものだ言わざるを得ま
せん。

社長:
そうか、我が社の使命は、全人類の更なる
快感のために微力を尽くすってことを忘れて
はいけないな。

よし、こうなったからには、汚名挽回のために、
0.01ミリに挑戦しよう。
記者会見の内容は、そういう内容にしてくださ
い。
私自身が、この熱い思いをぶちまけますよ。








 

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