2012年12月22日

大社長(だいしゃちょう)、口(くち)を開(ひら)けば、手(て)のひらを返(かえ)したように、ここだけの話(はなし)ですが、貧乏(びんぼう)くじを引(ひ)く、もったいぶる、一悶着(ひともんちゃく)、聖人君子(せいじんくんし)、天下国家(てんかこっか)、金(かね)を貢(みつ)がされる、根(ね)に持(も)つ、むしり取(と)られる、ケツの穴が小さい、宗旨(しゅうし)替(が)え、元(もと)の木阿弥(もくあみ)、

専務:
常務、どう思う?

常務:
ああ、うちの大社長のこと?

専務:
そうだよ。
あれだけ、口を開けば、「中国、中国」って
言っていた人が、まるで手のひらを返した
ように、「アンティ・チャイナ」になってしまう
とは、まったく・・・。

常務:
ここだけの話ですが、・・・、実は、・・・、
本当に、ご存じないんでしょうか?

専務:
何を?

常務:
本当にご存じないんですよね?

専務:
私は、貧乏くじを引いただけよ。
何も知らないよ。
「チャイナ+1」で怒られ、「中国20%」でまた
叱られ、全く、ついてないよ。

常務:
そうですか、ご存じないんですか?

専務:
もったいぶらず、教えてよ。

常務:
例の銀座の彼女・・・。

専務:
ああ、あの中国美人?
どうかしたの?

常務:
専務は、こういう方面に疎いですね。
彼女、最近、社長と一悶着あったようですよ。

専務:
何・・・、ああ、そういうこと。
社長が、尖閣諸島問題を巡って彼女とケンカ
したってこと?

常務:
専務は、本当に、聖人君子みたいな人ですね。
社長の「ケツの毛」発言を思い出してくださいよ。
そんな天下国家の問題で言い合いをするはず
ないでしょうが。
全ては、「金銭問題」ですよ。

専務:
なるほど、納得。
彼女に、金を貢がされたのを根に持っているっ
て訳か。

常務:
当たり!

専務:
どの位、むしり取られたの?

常務:
どうやら、「一本」位やられたそうですよ。

専務:
一億?

常務:
いえいえ、100万円。

専務:
何だ、大社長も、ケツの穴が小さいな。
たった、100万で、宗旨替え?

常務:
ですから、市場依存率の件ですが、そんなに
真面目に考えることないですよ。
ゴルフで、みんなでわざと負けて、100万円
貢いでやれば、元の木阿弥ですよ。

専務:
よっしゃ、分かった。
それで行こう。
早速、君、ゴルフをセットしてくれないか?

常務:
はい。














 

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