2010年5月9日

すべからく、世界観(せかいかん)、肌で感じられる(はだでかんじられる)、揶揄する(やゆする)、身にしみてわかる、視野が広がる(しやがひろがる)、うかうかしていると

小林:
まあ、俺が今言ったことは、首相に限らないがね。
日本国民は、すべからくアジア各地に出かけて
来るべきだよ。
特に、アジアの大国、中国、インド、インドネシア
などのど真ん中に立って、四方八方を眺めて見る
べきだよ。

田中:
そこからは、何が見えるんでしょうか?

小林:
いろいろなものが見えるさ。
山あり、谷あり、川あり、海あり、島あり、・・・。
アジアは、上海、香港、ニューデリー、シンガポール、
東京、ソウルのような大都市だけでないことも見えて
来る筈だ。

田中:
世界観、変わりますかね?

小林:
変わるとも、大いに変わるさ。
特に、アジアの広さが肌で感じられるはずだよ。
商人的発想だと揶揄されるかも知れないが、
自分が相手にするマーケットは、日本という島国
だけではなく、こんなにも広いんだということが
身にしみて分かるはずだよ。

田中:
なるほど。
視野が広がるって訳ですね。

小林:
そう。
マーケットに対する見方が変わるだけではなく、
余りにも多くの人が、毎日、日本なぞ意識せずに
暮らしていることも分かるはずだ。

田中:
嘘でしょう、先輩。
今の時点では、まだ世界第2位の経済大国、日本
を意識しないで、生きているなんて。

小林:
そうだよ。
日本の場所すら知らない人も多いんだよ。
それに、うかうかしていると、今頃、既に第2位から
第3位に転げ落ちてしまっているかも知れないぞ。

没有评论: